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【ZINE/同人誌】トミノ見えざる手展/Y.T. Invisible Hand(「日本文化をめぐる 4 つの展覧会」第 3 回)@eitoeiko

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神楽坂のギャラリーeitoeiko (http://eitoeiko.com/) で2021/11/6(土)~11/27(土)にて開催された「トミノ見えざる手展/Y.T. Invisible Hand」時に展覧会の企画の一貫として発行された同人誌です。

本展は、同ギャラリー企画のシリーズ展「日本文化をめぐる 4 つの展覧会」の第 3 回目として開催されたグループ展。

参加アーティストは、
五島一浩
古屋郁
吉田山
吉田有紀
です。

「機動戦士ガンダム」「伝説巨神イデオン」「戦闘メカ ザブングル」などなど、数多くのロボットアニメを監督し、日本のアニメーションに多大な影響を与えた富野由悠季監督の作品。そして、18 世紀イギリスの経済学者アダム・スミスの思想を通じて、1970 年代後半から 21 世紀のマスメディアの考察を試みた展覧会です。

お気づきのとおり本展のタイトル「トミノ見えざる手」はアダム・スミスの「神の見えざる手」をもじったものです。スミスの「個々の利益の追 求が、意図せずして公共の富をもたらす」という発想を、マスメディアを考察することに引用し「個々の表現の追求が、意図せずして富野の影響下にある」状態をさまざまな角度から検証されました。

同人誌は、参加アーティストの他に多数の執筆者を迎え、展覧会を伴走してくれるようにそれぞれの視点からトミノについて言及しています。


ちなみに、電飾輝く銀座の街で、幸福とは何か、富とは何かを考えながら、本誌を撮影してみました。



【商品詳細】
トミノ見えざる手展/Y.T. Invisible Hand 同人誌

展覧会URL: http://eitoeiko.com/picture/etc/YTinvisiblehand_JP.pdf

執筆者: 癸生川栄、五島一浩、茂田有徳、古屋郁、マリモス、村雨ケンジ、吉田有紀、吉田山、gnck


《目次》
・本誌限りのスペシャル対談
茂田有徳×村雨ケンジ
・五島一浩「大きな数字について」
・gnck「富野作品はいかに展示されるか」
・古屋郁「愛の戦士と乙女のポリシー」
・吉田山「ダイニングメッセージ『攪拌する台所では富の再配分に関するダイイングメッセージが書かれていた』」
・吉田有紀「不信の物語」
・gnck「Gレコはやっぱ、1、2話が最高だったなという話。」(2014年12月のブログより)
・インタビュー:架空の学芸員X「ぼくたちのトミノ見えざる手」
・展覧会について
・執筆者プロフィール


DTP: The Ambients
発行日:2021年11月1日
制作: 癸生川栄(eitoeiko)
発行: eitoeiko

仕様:ソフトカバー/B5サイズ 182×257/36ページ/モノクロ/日本語

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