-
大山エンリコイサム/Enrico Isamu Oyama 『Notes Rings Spirals』
¥2,200
2023年6月17日(土)~7月30日(日)にて、アニエスベー ギャラリー ブティックで開催された、大山エンリコイサムさんの個展「Notes Rings Spirals」のカタログ。 なんといっても本書の特徴はカタログでありながらノートブックでもあるという点だ。 大山さんのステートメント、そして作品図版 36点、展示風景/記録写真を軸にノートページが綴じこまれていて、オリジナルの鉛筆がついてくる。 スパイラルリングで繋がった「カタログとノート」という機能と「大山さんとアニエスベー」の思考/哲学。 B6変型のサイズ感は使い勝手が良く、まさにノートとしての機能性も抜群。 このノートを使うたびに自分自身もこのスパイラルに加わることになり、自分だけのカタログが完成することだろう。 ◇展覧会公式ページ https://www.agnesb.co.jp/news/2306_enrico_isamu_oyama/ 《商品詳細》 発行日:2023年7月8日 仕様:リング製本/B6変型 サイズ 170 x 130mm/カラー/日英 JAPANESE&ENGLISH えんぴつ付 《作家プロフィール》 大山エンリコイサム Enrico Isamu Oyama 美術家。ストリートアートの一領域であるエアロゾル・ライティングのヴィジュアルを再解釈したモティーフ「クイックターン・ストラクチャー」を起点にメディアを横断する表現を展開。イタリア人の父と日本人の母のもと、1983年に東京で生まれ、同地に育つ。2007年に慶應義塾大学卒業、2009年に東京藝術大学大学院修了。2011−12年にアジアン・カルチュラル・カウンシルの招聘でニューヨークに滞在以降、ブルックリンにスタジオを構えて制作。2020年には東京にもスタジオを開設し、現在は二都市で制作を行なう。 https://www.enricoisamuoyama.net/
-
【図録/アートブック】チェ・カヨン個展『セルビアの山、採石場、Венчац』図録/Ka Young CHOI『A Serbian Mountain, Quarry, Venčac』
¥2,200
知人Mに見せてもらったキレイな山の画像。 そう思って描いていたけれど、実はそれは採石場だった…。 Art Space Hyeongで開催されたチェ・カヨンの個展のアートブックです。 個展を準備しながら作者が思ったこと、Marija Curkとのやりとり(会話・写真)、展示記録写真、作品と文章についての解説(チョ・ジュリ)が収録されています。 チェ・カヨンは、2022年6月に墨田区のgallery TOWEDで開催された批評家・紺野優希によるキュレーション展「韓国画と東洋画と」 https://gallery-towed.com/2022-5 に招聘され、出品し、ますます注目を浴びる画家です。 《商品詳細》 『セルビアの山、採石場、Венчац』 著:チェ・カヨン(絵&文) 解説:チョ・ジュリ 翻訳:チョ・スジ 写真:ミョン・ヨンイン、ヤン・イオン 言語:韓国語/英語 デザイン:Macadamia oh! 仕様:ソフトカバー/29.7x21cm/36P/カラー/韓国語・英語 《プロフィール》 チェ・カヨン(최가영/Kayoung Choi) 1989年生まれ Seoul National University 大学院 東洋画専攻 修士 現実と理想の関係を表現し、絵画で経験することを探究している。写真や映像、文章といった他者の記録から、立ち入れない時空間の臨場感を想像し、写生するように描いて展示会場に演出を試みる。 Instagram:@studio_kayoung
-
【ZINE/図録】 デストロイ・オール・モンスターズ/Destroy All Monsters(「日本文化をめぐる 4 つの展覧会」第 2 回)@eitoeiko
¥550
神楽坂のギャラリーeitoeiko (http://eitoeiko.com/) で2021/9/25(土)~10/16(土)にて開催された「デストロイ・オール・モンスターズ/Destroy All Monsters」の図録です。 本展は、同ギャラリー企画のシリーズ展「日本文化をめぐる 4 つの展覧会」の第 2 回目として開催された国内外で活動する7 名のアーティストによるグループ展。 参加アーティストは、 荒川朋子 入江一郎 アレハンドロ・ガルシア・コントレーラス 島本了多 須崎喜也 中島由佳 樋口愛子 です。 それぞれのアーティストの表現方法は、絵画、彫刻、版画、写真、映像、陶芸とじつにさまざま。 タイトルの「 デストロイ・オール・モンスターズ 」は、1968年発表の本多猪四郎監督の映画『怪獣総進撃』が欧米への輸出時に付けられた洋題から引用されています。欧米のフォ ーマットが輸入され、日本で制作されたものが輸出され、さらに別のものとなっていく……このキャッチボールによる文化の浸透や変遷を通じて、日本文化の現在を探り、コロナ禍における 文化の遮断、分断、破壊からの復興の思考を試みる貴重な機会となりました。 本展企画者であるeitoeikoの癸生川栄さんの「INTRODUCTION」「モンスターは化け物だ」は、展覧会をまるで追体験できるような気迫があります。昨今、展覧会の会場の様子を動画配信することが常になりつつあるようですが、画面越しの展覧会を見るより、癸生川さんの言葉から想起される展示会場の様子のほうが、より立体的で深く突き刺さるように、本屋しゃんは感じています。ぜひ、お手元に置いてご一読いただきたいです。 図録がスーパーのチラシを彷彿させるデザインも◎。 【商品詳細】 デストロイ・オール・モンスターズ 日本文化をめぐる 4 つの展覧会 第 2 回 図録 展覧会URL: chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/viewer.html?pdfurl=http%3A%2F%2Feitoeiko.com%2Fpicture%2Fetc%2Fdestroyallmonsters_JP.pdf&clen=478520&chunk=true アーティスト: 荒川朋子、入江一郎、アレハンドロ・ガルシア・コントレーラス、島本了多、須崎喜也、中島由佳、樋口愛子 デザイン: The Ambients 撮影: 大洲大作 発行: eitoeiko 仕様:折りたたみ式/折り畳み時B6、広げた時 B3サイズ/両面/カラー/日本語、一部英語表記あり ♡本商品をお買い上げの方には、牛木匡憲さん文字による「本屋しゃんろご」の「しーる」をプレゼント
-
【BOOK/図録】紺野優希+ジョン・ユジン+杉本憲相『アフター・アフター・10.12』
¥1,320
SOLD OUT
2018年10月12日。 ソウルにのアートスペース「Audio Visual Pavilion」で展示《アフター・10.12》展が開催された。リレー式の企画《3X3》の2番目。 韓国で批評活動を続けている紺野優希のキュレーションのもと、 アーティスト、ジョン・ユジンと杉本憲相による作品が展示された。 3人は本展で、「人間がいなくなった世界」を構想した。 1年後、本展の図禄を作るべく始動したクラウドファンディングプロジェクト。 多くの支援者が現れ、この度、ついに図録が完成!! 本屋しゃんのもとにも韓国から出来立てホヤホヤの図録が届きました。 韓国語、日本語、英語のトライリンガル。 装丁もバキバキにかっこい。 持っているだけで、あぁいい本だという気持ちになる。 ところで、展示の記録物(写真など)は、展示されていた時と全く同じ風景なのだろうか。 あなたの視点が失われた後の、展示会場の作品はどうなっていたんだろう。 展示が終わった後の作品は? では、人間がいなくなった世界では? 人間の視点がなくなった世界って、どうなるんだろう。 それは果たして存在しているのかしら。 《商品詳細》 アフター・アフター・10.12 紺野優希+ジョン・ユジン+杉本憲相 写真:Mingu Jeong デザイン: Shin Shin (Haeok Shin & Donghyeok Shin) 出版:2020年 発行:snowman books 仕様:ソフトカバー/150 × 220mm/155P/日本語、韓国語、英語/カラー ♡本商品をお買い上げの方には、牛木匡憲さん文字による「本屋しゃんろご」の「しーる」をプレゼント 《プロフィール》 紺野優希 1993年埼玉県生まれ。ソウルの弘益大学大学院で芸術学を専攻。ソウルと日本を行き来しながら、展示を見て文章を書いている。批評コレクティブ「Wowsan Typing Club」(t-504.tistory.com)のメンバーとして活動し、作品について分析を行っている。また韓国と日本のコンテンポラリー・アートの接点を模索している。企画に『新生空間展:2010年以降の新しい韓国美術』(カオス*ラウンジ五反田アトリエ、2019)、 『韓国からの8人』(パープルームギャラリー、2019)、など。論考「依然として離れているが故に、私たちは虚しさを覚える: ソン・ミンジョン <Caroline, Drift train>における災難の状況と破綻したリアルタイム」で「GRAVITY EFEECT 2019」次席に選ばれる。 ジョン・ユジン(Eugene Jung) 1995年生まれ。韓国芸術総合学校造形芸術コース在籍(修士)。東京藝術大学大学院の彫刻科に現在交換留学中。メディアによって得られる情報とイメージ、漫画の世界観から、今日における災害・災難を表現する。主な個展に『海賊版未来+人間百害無益ガーデン』(アートソンジェセンター)、『せめて、現実らしく』(画廊跡地)。グループ展『韓国からの8人』(パープルームギャラリー)、『YourSearch, Ondemand Research Service』(Doosan Gallery Seoul)、など。 杉本憲相 1991年三重県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。キャンバスから瓦礫まで様々なマテリアルに絵を描いている。主な個展に『何十年も前に死んだ。』(中央本線画廊)。グループ展『わたしはお皿に落書きをしません。』(ゲンロン カオス*ラウンジ五反田アトリエ)、など 《関連商品》 【ZINE】何十年も前に死んだ。ー杉本憲相/KensukeSugimoto https://honyashan.thebase.in/items/27923366
-
【ZINE/同人誌】トミノ見えざる手展/Y.T. Invisible Hand(「日本文化をめぐる 4 つの展覧会」第 3 回)@eitoeiko
¥1,100
神楽坂のギャラリーeitoeiko (http://eitoeiko.com/) で2021/11/6(土)~11/27(土)にて開催された「トミノ見えざる手展/Y.T. Invisible Hand」時に展覧会の企画の一貫として発行された同人誌です。 本展は、同ギャラリー企画のシリーズ展「日本文化をめぐる 4 つの展覧会」の第 3 回目として開催されたグループ展。 参加アーティストは、 五島一浩 古屋郁 吉田山 吉田有紀 です。 「機動戦士ガンダム」「伝説巨神イデオン」「戦闘メカ ザブングル」などなど、数多くのロボットアニメを監督し、日本のアニメーションに多大な影響を与えた富野由悠季監督の作品。そして、18 世紀イギリスの経済学者アダム・スミスの思想を通じて、1970 年代後半から 21 世紀のマスメディアの考察を試みた展覧会です。 お気づきのとおり本展のタイトル「トミノ見えざる手」はアダム・スミスの「神の見えざる手」をもじったものです。スミスの「個々の利益の追 求が、意図せずして公共の富をもたらす」という発想を、マスメディアを考察することに引用し「個々の表現の追求が、意図せずして富野の影響下にある」状態をさまざまな角度から検証されました。 同人誌は、参加アーティストの他に多数の執筆者を迎え、展覧会を伴走してくれるようにそれぞれの視点からトミノについて言及しています。 ちなみに、電飾輝く銀座の街で、幸福とは何か、富とは何かを考えながら、本誌を撮影してみました。 【商品詳細】 トミノ見えざる手展/Y.T. Invisible Hand 同人誌 展覧会URL: http://eitoeiko.com/picture/etc/YTinvisiblehand_JP.pdf 執筆者: 癸生川栄、五島一浩、茂田有徳、古屋郁、マリモス、村雨ケンジ、吉田有紀、吉田山、gnck 《目次》 ・本誌限りのスペシャル対談 茂田有徳×村雨ケンジ ・五島一浩「大きな数字について」 ・gnck「富野作品はいかに展示されるか」 ・古屋郁「愛の戦士と乙女のポリシー」 ・吉田山「ダイニングメッセージ『攪拌する台所では富の再配分に関するダイイングメッセージが書かれていた』」 ・吉田有紀「不信の物語」 ・gnck「Gレコはやっぱ、1、2話が最高だったなという話。」(2014年12月のブログより) ・インタビュー:架空の学芸員X「ぼくたちのトミノ見えざる手」 ・展覧会について ・執筆者プロフィール DTP: The Ambients 発行日:2021年11月1日 制作: 癸生川栄(eitoeiko) 発行: eitoeiko 仕様:ソフトカバー/B5サイズ 182×257/36ページ/モノクロ/日本語 ♡本商品をお買い上げの方には、牛木匡憲さん文字による「本屋しゃんろご」の「しーる」をプレゼント
-
完売【図録/ZINE】モノグラム美術/monogram ARTー岡本光博・タノタイガほか KUNST ARZT PRESENTS
¥500
SOLD OUT
現代美術家 岡本光博キュレーションの展覧会「モノグラム美術」の図録です。本展は、2014年3月28日(金)〜4月6日(日)に京都のギャラリー KUNST ARZTで開催され、その後、東京のspace2*3に巡回もしました。 テーマは「モノグラム」。 これまで、多くのアーティストが、日本の家紋をヒントにしたと言われるルイ・ヴィトン社(LV社)の「モノグラム」を作品にとりいれています。 岡本光博 Nadia Plesner 高須健市 タノタイガ 宮川ひかる も、モノグラムを取り入れた作品を制作したアーティストです。 本展は、LV社から展示の取りやめなどの請求を受け同社より公認されなかった、5名のアーティストの作品が展示されました。 モノグラムを多くのアーティストが作品に取り入れるということは、「高級ブランドとしての一般認識に留まらず、もはや現代のイコンと言われるほど魅力があるのかもしれません」と本展企画者の岡本氏は語りますが、残念ながらLV社公認への壁はとても高いどころか、展示の取りやめなどを請求されるのです。本展は、そんな現状において、摂南大学法学部准教授の家本夏実氏を迎えて、専門家の眼も踏まえながらフェアユースについて、著作権と表現の自由について、改めて社会に問いかける機会として開催されました。 図録には、5名のアーティストの作品画像とともに、家本氏による各作品に考えうる法的問題についてのテキストが掲載されています。アーティストの作品とともに専門家の視線、考えに触れながら、「問題となるのはどの点なのか」を冷静に考えることができる貴重な一冊です。 ぜひ、本書を通じて、5名の作品を、アーティストの視点、LV社の視点、法の視点、鑑賞者の視点、と様々な角度からみていただけたら嬉しいです。 《商品詳細》 モノグラム美術/monogram ART 出版:2014年 テキスト:家本夏実 英訳:家本夏実 発行:KUNST ARZT 展覧会協力:作田知樹(Arts and Law) 仕様:ソフトカバー/182×256mm/14P/カラー/日本語、英訳付 ♡本商品をお買い上げの方には、牛木匡憲さん文字による「本屋しゃんろご」の「しーる」をプレゼント 《こちらもおすすめ》 【図録/ZINE】ディズニー美術/DISNY ART ー岡本光博・福田美蘭ほか KUNST ARZT PRESENTS https://honyashan.thebase.in/items/47812962 【図録/ZINE】SUMI MARO / 鷲見麿 https://honyashan.thebase.in/items/34255752
-
完売【図録/ZINE】ディズニー美術/DISNY ART ー岡本光博・福田美蘭ほか KUNST ARZT PRESENTS
¥1,000
SOLD OUT
2015年4月28日(火)〜5月10日(日)に京都のギャラリー KUNST ARZTで開催された、現代美術家 岡本光博キュレーションの展覧会「ディズニー美術」の図録です。 テーマは「ディズニー」。世界一といっても過言ではないエンターテイメント企業であると同時に、著作権管理の厳しさも世界一と言われます。 本テーマに挑んだのは、岡本光博、入江早耶、高須健市、福田美蘭、ピルビタカラの5名。 本展覧会は、「わたしたちは日々生活を送る中で、社会から発信されるイメージを一方的に受け取り、消費し続けることしかできないのか」という問題を発端に「アートの力を試す展覧会」として開催されました。その背景には、「アートこそが唯一社会にイメージをつきかえすことができる」という本展企画者の岡本光博さんの強い想いがあります。決して、特定の法人を批判する意図をはらんではいません。 本書は、5名の作家によって、ほぼ本展のために制作された作品をフルカラーで紹介。さらにArts and Law 作田知樹さんの解説文「夢の国をささえる者-なぜ本展が開かれるのか」も掲載されています。 権利意識がどんどん高まり、検閲や規制も強まる現代において、 表現の幅は狭くなってしまうのでしょうか。 はたして、表現にとって本当の自由とはなんなのでしょうか。 本書を通じて、一緒に考えていただけたら幸いです。 《商品詳細》 ディズニー美術/DISNY ART 出版:2015年 撮影:澤田華 デザイン:高須健市 印刷・製本:アサヒ精版印刷株式会社 発行:KUNST ARZT 仕様:ソフトカバー(ビニールクッション素材)/153×219×14mm/18P/カラー/日本語、一部英訳付 *1000部限定! 《展覧会情報》 ディズニー美術 会期:2015年4月28日(火)〜5月10日(日) 会場:KUNST ARZT 企画:岡本光博 参加アーティスト 入江早耶 IRIE Saya 岡本光博 OKAMOTO Mitsuhiro ピルビ・タカラ Pilvi Takala 高須健市 TAKASU Kenichi 福田美蘭 FUKUDA Miran 展覧会テキスト 作田知樹(国際交流基金、Arts and Law設立者) *本書ならびに、展覧会は“Disney”等の商標権を有するディズニーエンタープライゼズインク及び関連法人とは一切関係ありません。 ♡本商品をお買い上げの方には、牛木匡憲さん文字による「本屋しゃんろご」の「しーる」をプレゼント 《こちらもおすすめ》 【図録/ZINE】SUMI MARO / 鷲見麿 https://honyashan.thebase.in/items/34255752
-
完売【図録/ZINE】SUMI MARO / 鷲見麿
¥1,200
SOLD OUT
2020年8月21日〜30日まで京都のギャラリーKUNST ARZTで鷲見 麿 の画家として“最後“の個展として開催された「新・聖なるファティア/New Sacred Fatiah」(http://kunstarzt.com/Artist/SUMI/Maro.htm)の図録です。 同展の企画者である岡本光博さんの言葉をお借りすれば、鷲見麿とは、「名古屋(岐阜生まれ、三重在住)を代表する孤高の奇才画家であり、生き様そのものもアーティスト (時には、アート・テロリストのような顔も・・・)」です! 本書冒頭に掲載されている、鷲見麿のテキスト「スミマロの最後の絵」を読むだけでも、氏の生き方がいかにしてアーティストそのものであることがひしひしと伝わってくる。14歳で画家になることを決心。その後、我が子を授かって育児をしたり、ひきこもりなどの若者たちのために創設した「フリースペースめだかの家」などの活動を経て、若い頃よりアートの定義にこだわっていることに気づき、アート以外の領域、日常生活にもその価値観を見出すようになっていったと言います。 そんな鷲見麿の2009年以降のシリーズ「新・聖なるファティア」は、15世紀北欧のルネサンスを代表する画家ファン・エイク兄弟の作品を模写しています。これらの作品は、卓越した画力を持って、‘超‘超絶技巧で完全再現。緻密に再現していてすごいな〜と感動して、さらに目を凝らして見ると、画面のひび割れをも再現していることに気づき、もはや、感動を通り越して、鳥肌が立ちます。 完全再現だけではありません。本シリーズで見逃せないのが、異なる画風が1つの作品に共存しているところです。鳥肌ものの完全再現の画面の隣には、なんとも伸びやかで明るく元気のいい画面(協働関係にあるリツコさんが描いた部分)と、色とりどりなガラス片が散りばめられたモザイクの画面。一見、相容れないような3つの画風が組み合わさり、作品は構成されています。不思議とそれぞれの画風が喧嘩することなく、滑らかに地続きに溶け合い、心地良いです。一気に3つの異なる画風が心地よく襲ってくると、絵画とは何ぞや? の答えが垣間見れそう。のびのびした筆致も、細かすぎるひび割れも、キラキラ輝くガラス片も、表層は異なれど、もしかしたら一緒なのかもしれません。 鷲見麿の画家としての‘最後‘の個展の貴重な図録です。 ぜひ、スミマロ最後の絵をお手元に置いて楽しまれてください。 《内容》 1.鷲見麿テキスト「スミマロの最後の絵」 2.作品図版「新・聖なるファティア」展 出品作品10点を掲載 3.岡本光博によるテキスト「『戦友』として」 《商品詳細》 SUMI MARO 鷲見 麿 企画:岡本光博 写真:菊山義治、大脇崇 デザイン: 高須建市 翻訳:Katie Funnell 出版:2020年 発行:KUNST ARZT http://kunstarzt.com/index.htm 仕様:ソフトカバー/A4 210×297mmmm/28P(見開きページあり)/日本語、英語/カラー ♡本商品をお買い上げの方には、牛木匡憲さん文字による「本屋しゃんろご」の「しーる」をプレゼント ⭐︎関連情報 『美術手帖』「絵画の見方」特集 (2020年12月号、パープルーム監修)に鷲見 麿さんが取りあげられています^^ 《アーティスト経歴》 鷲見 麿 /SUMI MARO 1954 岐阜県生まれ三重県四日市在住 [主な個展] 1975 典子に捧げるシリーズ ギャルリーユマニテ/名古屋 1981 ビートルズ・マリアンシリーズⅠ ギャルリーユマニテ/名古屋 1991 13人の青紀 ギャルリーユマニテ名古屋/名古屋 1992 鷲見麿 1974~1991 GALLERY HAM/名古屋 1993 Love in the first degree ガブリエレ・リベット/ケルン 1994 Love in the first degreeⅡ 白土舎/名古屋 1994 SUMI MARO Christian Goger/Muchen 1995 "Julia+Aoki=青紀″ 白土舎/名古屋 1996 SUMI MARO GALLERY HAM/名古屋 2001 「スミマロの育児絵日記」10,000冊は「美女」だった! 白土舎/名古屋 2003 I love Fatiah ガブリエレ・リベット/ケルン 2004 SUMI MARO Espai13(Fundaci? Joan Mir?)/バルセロナ 2005 聖なるファティア-SKITORU 白土舎/名古屋 2006 all about maroⅣ/続・青紀の時代 白土舎/名古屋 2009 聖なるファティア-SKITOUR:constructions 白土舎/名古屋 2015 白土舎コレクションによる鷲見麿展 名古屋市美術館/名古屋 [主なグループ展] 1975 中部独立展「典子に捧げる捧げるシリーズ」 愛知県美術館/名古屋 1983 ポップウエーブ ギャルリーユマニテ名古屋/名古屋 1992 Landscapes Aschenbach Galerie/Amsterdam 1992 アダムとイヴ 埼玉県立近代美術館/浦和 1993 突然、すべてが可能とされるときが訪れた Kunstverein/Ludwigsburg 1993 群馬青年ビエンナーレ1993 -招待部門- 群馬県立美術館/高崎 1994 名古屋発現代美術展・ポジション1994 名古屋市美術館/名古屋 1994 JAHRE SGABEN KoNISCHER KUNSTVEREIN/ケルン 1995 WORLD THE PARTY メディアパーク/ケルン 1998 PLENTY OF TIME ガブリエレ・リベット/ケルン 1999 mode of art,eine Ausstellung im Kunstverein/デュセルドルフ 2000 Five continents and one city Museo de Ciudad de Mexico 2003 Arche Noah ガブリエレ・リベット/ケルン 2003 日常に遍在するアート 名古屋市民ギャラリー矢田/名古屋 2004 コピーの時代 滋賀県立近代美術館/大津 2007 Cycle and Recycle 愛知県美術館/名古屋 2012 バッタもんのバッタもん ギャラリーアーティスロング/京都 2013 対話の庭 NO-MA/滋賀
-
【BOOK】VISITORS.ー牛木匡憲/MasanoriUshiki(ピンズおまけ付!)
¥4,070
SOLD OUT
『VISITORS.』は牛木が日々生み出すキャラクターVISITORS(※)が大集合した一冊です。 512ページに総勢300人のVISITORSが掲載されています。 この装丁、この厚み、まさに集大成。 手触りと質感が与えられたVisitorsとの出会いはinstagramでは味わえない体験かもしれません。 おひとりでパラパラめくって楽しんでもよし、ユーモアあふれるあの人へのプレゼントにもよし、美容室の待合室に置くもよし、カフェの本棚に飾っていただくもよし。 もしかしたらVISITORSのユーモアに触発されて、いいアイディアが思いついちゃうかも。 みなさまのところへ、ぜひVISITORSをお迎えしてあげてください。 《商品情報》 VISITORS. 牛木匡憲/MasanoriUshiki 出版社:aptp book デザイン・編集:宮添浩司/Koji Miyazoe 発売日:2018年9月1日 仕様:ビニールカバー/B6縦(18.2cm×12.8cm)/カラー/512p ♡本商品をお買い上げの方には、『VISITORS.』オリジナルポスター(先着順/なくなり次第終了/折りたたんでの発送です)、オリジナルピンズ(柄は選べません、ランダムです)、そして牛木さんに書いていただいた「本屋しゃんろご」の「しーる」、をプレゼントいたします♡ (※)牛木は2016年より毎日1つずつポートレイトを描き、自身のinstagramにアップしています。その名も「VISITORS」。フォロワーのタイムラインに訪れる「訪問者」という意味。VISITORSは牛木が少年時代に出会い、今も彼の記憶に強く残っているアニメーションや漫画、スーパーヒーローたちが着火点となり、日々誕生しています。懐かしかったり、いつの日かどこかで出会ったことのあるような親近感を感じたり、SFを思わせたり皮肉めいていたり、ユーモアたっぷりな憎めない訪問者たちです。 【プロフィール】 牛木 匡憲 (うしき まさのり) 新潟県出身。武蔵野美術大学卒業。文具メーカー、WEB制作会社勤務を経て、現在イラストレーター兼アーティスト。漫画、アニメ、特撮などの表現をベースとしてユーモラスなものからファッションを意識したものまで時代や媒体に合わせた表現を発表し続けている。 Web : http://www.ushikima.com/ 宮添 浩司(みやぞえ こうじ) 武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業後、BANG! Design,incへ入社。退社後、エディトリアルデザインを軸にいろいろ活動中。朗文堂新宿私塾第29期修了。大原大次郎・本多伸二と美学校の講座担当。建築家 滝口聡司とブックレーベル「aptp books」(https://aptp.jp/publishing/))を共催。 WEB:http://kojimiyazoe.com 《関連商品》 VISITORS. https://honyashan.thebase.in/items/22837422 【ZINE】ile https://honyashan.thebase.in/items/27779582 【GOODS】caffeine love-longhair girlステッカー https://honyashan.thebase.in/items/27797193 【GOODS】caffeine love-MEGANEgirlステッカー https://honyashan.thebase.in/items/27797234 【GOODS】traffic lightステッカー https://honyashan.thebase.in/items/27780636 【GOODS】MASKたちステッカー(5枚入) https://honyashan.thebase.in/items/27797324 牛木さんの出身地 新潟関連ZINEもおすすめ! 【ZINE】新潟名物!ぽっぽ焼き読本ーそだたべBOOKS https://honyashan.thebase.in/items/28055016
-
完売【図録】「STORIES ストーリーズ 作品について学芸員(わたしたち)が知っていること」展 図録/静岡県立美術館
¥1,800
SOLD OUT
※再入荷検討中です。ご希望の方は再入荷希望を教えていただけると幸いです(2022/05/16) 静岡県立美術館で2021年春に開催された「STORIES ストーリーズ 作品について学芸員(わたしたち)が知っていること」展の図録です。 静岡県立美術館は、 1) 17世紀以降の東西の風景を表現 2) 静岡県ゆかりの作家・作品 3) 20世紀以降の美術動向を示す作品 4)ロダンを中心とする国内外の近代以降の彫刻 5)富士山をモチーフとした作品 の5つの方針を掲げ、作品の収集、保管、展示、研究活動を行い、開館に先立ち設置された美術博物館建設準備室の頃から収集した作品の総数は、寄贈作品も含め約2700点を超えます。 そして2021年、開館35周年を迎えました。 本展は、静岡県立美術館のコレクションに借用作品を加えた約90点の作品を取り上げ、作品を所蔵している学芸員(わたしたち)ならではの視点で、主に美術館のコレクションにまつわるストーリーを語ろう! という展覧会です。 作品がたどってきた足跡 作品や作家はをめぐる評価はどのように変化してきたのか どのような状況でその作品が生み出されたのか さらに、制作背景にある人の交流 静岡県立美術館に所蔵されてからどのような展覧会に出品されたのか など、普段展覧会ではなかなか紹介されない、さまざまな「ストーリー」。 図録でも、展覧会と同様に「1章.『名品』の軌跡」「2章.徳川ゆかりの画家、近代を生きる」「3章.二人の画家 静岡への想い 和田英作、曽宮一念」「4章.語り継ぎたいエピソード」「5章.掛井五郎と静岡」「6章.石田徹也とその足跡」の6つの章で構成されています。 図録としてそれぞれの作品の図版を「見て」楽しむことはもちろん、「ストーリー」を「読んで」楽しむこともできる一冊。 普段なかなか知ることができない、学芸員だからこそ知っているストーリーに触れることで、それぞれの作品に対する理解が深まったり、新しい発見に出会えるはず。 ぜひ、本書を通じて「コレクション」のおもしろさや楽しみ方のヒントを見つけてください。 【展覧会について】 STORIES ストーリーズ 作品について学芸員(わたしたち)が知っていること 会期:2021年04月06日(火)〜2021年05月16日(日) ※終了しています 会場:静岡県立美術館 展示室や美術館においでになる道すがら、あるいは雑誌やインターネット上で、皆さんが一度は目にしたことがあるかもしれない作品の数々。それぞれが独自の経過をたどって、この静岡県立美術館に収蔵されました。収蔵をきっかけに、学芸員として作品と直接関わる中で発見したことや、調査や研究によって明らかにできたこと一作品の背景にある人と人との出会いと交友、作品がどのような経過をたどってきたのか、作品にこめられた作者の想いなどーがあります。 この展覧会では、当館所蔵品に掛井五郎氏の作品26点を含む借用作品を加えた約90点をご紹介し、学芸員が知っている、作品にまつわるストーリーを語ります(ステイトメントより)。 http://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/exhibition/detail/75 《商品詳細》 「STORIES ストーリーズ 作品について学芸員(わたしたち)が知っていること」展 図録 出版:2021年3月31日 執筆:石上充代、川谷承子、泰井良(以上、静岡県立美術館 上席学芸員) 編集:石上充代、川谷承子、泰井良、植松篤、西畑春佳(以上、静岡県立美術館) デザイン:望月一弘(Jicca design) 発行:静岡県立美術館 印刷・製本:株式会社 山田写真製版所 仕様:ソフトカバー/148mm× 195mm/196P/カラー/日本語 ♡本商品をお買い上げの方には、牛木匡憲さん文字による「本屋しゃん」ロゴの「しーる」をプレゼント 《静岡県立美術館について》 静岡県立美術館は、昭和61(1986)年、日本平の山麓に開館した美術館です。17世 紀以降の内外の山水・風景画、静岡県ゆかりの作家、作品を中心に収集・展 示。「開かれた美術館」を目指す当館は、収蔵品展や特別展はもとより、講演 会、講座、シンポジウム、コンサートなどを積極的に開催しています。 ロダン館 は、平成6(1994)年に県立美術館の新館としてオープン。《地獄の門》をはじめと するロダンの彫刻を、明るい大空間のもと鑑賞していただくことができます。 http://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/ 本屋しゃんのほーむぺーじ https://honyashan.com/
-
完売【図録】「忘れられた江戸絵画史の本流」「江戸狩野派の古典学習」展図録/静岡県立美術館
¥2,800
SOLD OUT
【お知らせ】 ⭐︎2021/7/4に再再再入荷分が完売いたしました。たくさんご購入いただき心より感謝申しあげます。今後入荷予定はありません。静岡県県立美術館さんには、まだ少し在庫があるようですので、お手数をおかけしますが、美術館に直接お問い合わせください⭐︎ ⭐︎2021/7/2に再再再入荷いたしました。本屋しゃんのお店では、今回の入荷がラストです。なお、発送までに3日程のお時間を頂戴します。ご了承ください。他にもアート本やグッズをご紹介中ですので、ぜひあわせてご覧いただけたら嬉しいです。⭐︎ ⭐︎2021/6/29に再再入荷分が完売いたしました。再再再入荷の調整中です。今しばらくお待ちください⭐︎ ⭐︎2021/6/27に再再入荷しました!発送までに3日程のお時間を頂戴します。あらかじめご了承ください⭐︎ ⭐︎2021/6/23再入荷分が完売しました。再再入荷の調整がつくまで今しばらくお待ちください⭐︎ ⭐︎2021/6/23に再入荷しました! 発送には、2〜3日ほどのお時間をいただきます。あらかじめご了承ください⭐︎ ⭐︎ 好評につき、現在、オンラインストア分が品切れ中です。再入荷予定です。ご迷惑をおかけしますが、楽しみにお待ちいただけたら幸いです。お問い合わせいただいたお客様には順次、お返事をお送りしております。お時間頂戴し、恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします(2021/6/20 本屋しゃんより)⭐︎ 静岡県立美術館で開催の 「忘れられた江戸絵画史の本流」展(2021/5/22~6/27) 「江戸狩野派の古典学習」展(2021/5/18~6/27) の図録です。 なんと! 1冊に両展覧会の内容が収録されていて、全264ページにわたる充実のボリューム。 「両開き」で、前からも後ろからも楽しめる作りになっていて、斬新なレイアウトが話題です! もちろん、内容も充実です。 「忘れられた江戸絵画史の本流」展に関しては、 ・「忘れられた江戸絵画史の本流」展の出陳作品112点の全図版 ・作品解説、出陳画家の解説 ・論文が掲載。 これまで数人の画家を除き紹介されていなかった江戸狩野派の全貌を見渡すことが できる、はじめての図録です。 「江戸狩野派の古典学習」展に関しては、 ・「江戸狩野派の古典学習」展の出陳作品23点の全図版 ・作品解説 ・論文 が掲載。 江戸狩野派の真骨頂が発揮された彼らの模本、倣古図、直模作品とは何か、詳細に 解説されています。 2つの展覧会の内容によって、江戸狩野派に関する情報が多角的に網羅された、 まさに!「江戸狩野派決定版」図録です。 狩野派ファン、江戸絵画ファン必携の一冊です。 《本屋しゃんから一言》 「忘れられた江戸絵画の本流」展と、展覧会のタイトルにあるように、江戸狩野派は江戸絵画史の本流を形成したはずなのに、最も活躍した数人の画家を除いて、ほとんど知られていません。江戸狩野派は巨大な組織で、主要な画家だけでも100人を優に超えるようです。主要な画家だけでもこんなにたくさんいるのに、確かに、本屋しゃんも数人しか知りません……。そんな、本流なのに忘れられちゃってる! 画家たちの魅力をビシビシ発信してくれているのがこの展覧会なのです。歴史って、誰かがすくいとらないと、忘れ去られていってしまいますよね……。そんな、忘れ去られてしまいそうになっていた、あまり知られていない絵画の歴史を旅できるなんて、なんだか、ワクワクしませんか。 しかも、江戸狩野派は、模本や倣古図など、古典学習を礎に作品を制作していたことで知られていますが、その学習方法や、そこから生み出された多彩なテクニックや表現の実態に迫る「江戸狩野派の古典学習」展も合わせて開催されるとは! 今回の静岡県立美術館の2つの展覧会の企画は、江戸狩野派を歴史という視点から俯瞰できるとともに、画家たちの手元と頭の中にぐっとフォーカスをあてて見ることができるので、外から中から、上から下から堪能できる貴重な機会ですね。 本図録は、そんな気骨ある2つの展覧会が一冊にまとまっているという、超嬉しいことになっているではありませんか。両開きデザインは、どっちからも読める!というおもしろさから、何度もめくってしまいます。ブックラバーにもぜひ手にとっていただきたい。 さらに、図録の真ん中あたりに、「画家解説・作品解説」ページが設けられているのですが、一人一人、一つ一つとても詳細で、ここだけでも辞典のように楽しむことができて、資料性の高さにも脱帽です。 静岡県立美術館は、日本有数の江戸狩野派の作品をコレクションしている美術館です。 静岡県立美術館ならではの展覧会ですね。素敵な展覧会をありがとうございます! 現地に行きたいけど、なかなかいけないよ〜という方、ぜひ、本屋しゃんのお店をご活用ください。 【展覧会について】 静岡県立美術館では令和3年5月22日(土)から令和3年6月27日(日)まで、企画 展「忘れられた江戸絵画史の本流 ―江戸狩野派の250年」を開催中です。 本展では、個人コレクターの所蔵する江戸狩野派作品を選りすぐり、彼らの知られ ざる魅力をご紹介します。展示では、江戸狩野派の基本的なスタイルを築いた奥絵 師の作品だけでなく、民間画壇に接触し、江戸狩野派の画風に多様性をもたらした 表絵師の作品にも注目し、江戸狩野派の幅広い展開をご覧いただきます。 「忘れられた江戸絵画史の本流」展の開催に併せて、江戸狩野派の古典学習に焦点 をあてた特別展示「江戸狩野派の古典学習―その基盤と広がり」(5/18~6/27 静岡 県立美術館 第7室)も開催中です。 本展は、江戸狩野派の傑作・優品が集まる模本や直模作品、倣古図に焦点を当てる 初めての展覧会です。 両展覧会を併せてご覧いただくことで、江戸狩野派の魅力の本質に迫ります。 詳細は、各展覧会の詳細ページをご覧ください。 忘れられた江戸絵画史の本流—江戸狩野派の250年 http://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/exhibition/detail/76 江戸狩野派の古典学習—その基盤と広がり http://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/exhibition/detail/79 《商品詳細》 「忘れられた江戸絵画史の本流」「江戸狩野派の古典学習」展図録 出版:2021年5月22日 企画・編集:野田麻美(静岡県立美術館) デザイン:川添英昭 制作・印刷:ライブアートブックス 発行:静岡県立美術館 仕様:ソフトカバー/A4サイズ 210 × 297mm/264P/カラー/日本語 ♡本商品をお買い上げの方には、静岡県立美術館のオリジナルポストカードを1枚プレゼント! ※絵柄は選べません。ランダムにプレゼントするので、どんなポストカードが届くかお楽しみに。 ♡本商品をお買い上げの方には、牛木匡憲さん文字による「本屋しゃんろご」の「しーる」をプレゼント 《静岡県立美術館について》 静岡県立美術館は、昭和61(1986)年、日本平の山麓に開館した美術館です。17世 紀以降の内外の山水・風景画、静岡県ゆかりの作家、作品を中心に収集・展 示。「開かれた美術館」を目指す当館は、収蔵品展や特別展はもとより、講演 会、講座、シンポジウム、コンサートなどを積極的に開催しています。 ロダン館 は、平成6(1994)年に県立美術館の新館としてオープン。《地獄の門》をはじめと するロダンの彫刻を、明るい大空間のもと鑑賞していただくことができます。 http://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/ 本屋しゃんのほーむぺーじ https://honyashan.com/